街であなたを見かけた。

恋人と手を繋いでた。


…あぁ空が紅い。


私は彼をずっと想ってた。なのに、

その想いは通じなかった。




彼に置いていかれてしまった。


今、あなたは幸せですか?


―そんなもの、




ぶち壊してやる。



あなたが他の女と幸せに暮らしているなんて、

許さない。


私を置いて幸せになんかさせない。

私だけ想っていてほしい。


「でも幸せになっちゃダメ」


彼の驚きと恐怖に満ちた顔は美しかった。


「あなたは、誰にも愛されなくていい」

そう。それでいいの。

「あなたは、」


「孤独で、」


「不幸な、」



「私の愛する人」

私に選ばれた運命。





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